乳歯が生え始めてから10年前後を経過して永久歯の咬合が完成します。この間に噛み合せが悪くなった場合、通常では2期に分けた矯正歯科治療をします。
まず、初期治療(早期治療)は3歳〜12歳頃までの永久歯の咬合完成前の段階で、良好な噛み合せが形成されるように誘導する咬合発育治療です。この時期は大きな成長発育期にあるので比較的簡単な装置で歯の位置や、顎の骨の位置の改善を行います。
第2に本格治療は永久歯の咬合がほぼ完成し、大きな成長期が過ぎ、厳密に歯を動かしてよい噛み合せを形成するために固定式の装置(マルチブラケット)を使用して矯正を行います。
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1歳 |
2歳 |
3歳 |
4歳 |
5歳 |
6歳 |
7歳 |
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11歳 |
12歳 |
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16歳 |
17歳 |
18歳 |
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乳歯が生え始める |
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乳歯の咬み合せが完成 |
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6歳臼歯(第一大臼歯)が生える |
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12歳臼歯(第二大臼歯)が生える |
永久歯の咬み合せが完成 |
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親知らず(第三大臼歯)が生える |
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